【勘違いしてない?】実は危険な100%ジュース
ジュースを飲むなら「100%果汁」にして健康に気をつかおうと思っている方も多いのではないでしょうか?しかし、本当にヘルシーでしょうか?体に良いと思って毎日飲んでいる野菜ジュースの正面の大きく強調された文字に意識を取られて、裏の原材料を確認しないまま毎日飲んでいては危険です!今回は逆に体に良くない「100%ジュース」について紹介していきます。
濃縮還元とストレート
100%果汁ジュースには、濃縮還元とストレートの2種類があります。
「濃縮還元」とは
搾り取った果汁を加熱したり、真空状態や凍結させたりするなどして含まれる水分を飛ばし、ペースト状に濃縮させた後、再び水分を加え元の濃度へと還元させたもの。海外製の果物を原料として使用する場合には、果物そのものを輸送するよりもペースト状に濃縮させた方は、体積が小さくなり原価が抑えられます。
また水分が飛び糖度が高くなる分、生の状態よりも保存がきくようになります。ペーストを還元させる際には、加工工場で水分を加え直して元の濃度に戻します。 |
「ストレート」とは
濃縮・還元作業を行わず、搾り取った果汁を加熱殺菌し、そのまま詰めたものを指します。原則、何も加えられない点に濃縮還元との違いがあります。素材そのままの風味を保ち、栄養素が損なわれにくい点が特徴です。
余計なものを入れていない分、長期保存に向いていなかったり、高価になりがちな一面もあります。 |
メリットデメリット
「濃縮還元」
メリット
- 輸送コストを抑えられる
- 長期保存ができる
- 味の調節ができるため、年間を通して一定の品質を保つことができる
デメリット
- 果物本来の風味が損なわれる
- 砂糖や香料などが添加され、不自然な味わいになる
※製造側が効率的に生産できるように配慮されており、私たち一般消費者にメリットは少ないのが現状。
濃縮還元の注意点
①加糖されている
濃縮したものを元に戻す際に、水分だけでなく加糖されていることがあるため、果汁の甘みではなく、実は砂糖の甘みだったなんてことも。重量5%(種類によっては2.5%)までは加糖していても表示義務がないため砂糖不要表示されている場合もあるため注意が必要です。
②添加物が加えられている
濃縮還元に含まれているビタミンCは、L-アスコルビン酸という添加物である場合があるため注意が必要です。デンプンを加水分解して得られるブドウ糖を原料として、発酵により製造されています。水に溶けやすく酸性で強い還元作用があり、褐変・変色・風味の劣化を防止するためや酸化剤として、品質改良材として使用されています。
※アメリカのオーガニックスーパー「ホールフーズ」で見つけた野菜ジュースは、全てオーガニック食品が使われており、添加物は一切含まれていません。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今までヘルシーだと思い込んでいた「100%果汁ジュース」には恐ろしい事実が隠されています。野菜ジュースを選ぶ際にはなるべく濃縮還元のものは避けストレートなものを選び、加糖や添加物が加えられていないか、原材料をしっかりとチェックすることがマストですね!
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